セカンドライフ満喫法(1)アパート併用住宅に建て替える

セミナーでは自宅を活用しながら、セカンドライフを楽しむ方法をお話ししましたが、コラムでは私の知る事例をご紹介しましょう。

最初は娘さん夫婦の提案がふいになってしまったSさんの例です。

会社を満期で定年退職したSさんは、「さあ、これからセカンドライフを楽しもう」とご夫婦でプランを練り始めました。

そんな折、Sさんの自宅を二世帯住宅に建て替えて一緒に住みたいという提案が娘さん夫婦からありました。さっそく、Sさん夫婦は娘さん夫婦と親子で住宅展示場見学ツアーへ、というところまではよくあるお話です。

ところが突然、娘さん夫婦は海外に転勤することになってしまいました。もちろん、この二世帯住宅への建替計画は中止することになってしまいました。
計画を中止してからしばらくたち、「娘夫婦ではなくても若い夫婦に住んでもらうのもいいのではないか」と考えるようになったSさんは、プランづくりを再開しました。

築30年が経過したSさん夫婦の自宅は木造2階建てで延べ床面積30坪の5LDKです。二世帯住宅に改築するには狭すぎます。しかし、2階の娘さんが使っていた部屋2つはすでに物置と化していました。つまり、Sさん夫婦2人だけで暮らすにはちょっと広すぎるのです。

そこで思い切って賃貸アパートを併用した住宅に建て替えることにしました。土地の面積は60坪でしたが、幸い建ぺい率や容積率といった建築条件に恵まれた場所だったので、延べ床面積72坪の2階建てに建て替えることができました。24坪2LDKのSさん宅にプラスして、12坪1LDKの賃貸住宅を4戸つくったのです。

建築資金は総額5,000万円。そのうち2,000万円を自己資金でまかない、3,000万円を銀行から借り入れしました。返済期間は20年で、毎月約20万円ずつ返していくことになりますが、アパート4戸の賃料が毎月40万円入ってくるので十分返済できます。

新しい建物の火災保険料や固定資産税といった諸費用を引いても毎月15万円以上、年間で180万円以上の収入を得られることになりました。

ただし、Sさんの成功事例はあくまでも土地の建築条件と賃料条件がよかった結果です。必ず成功するとは限りませんので注意が必要です。
 
アパートへの入居が決まり、引っ越してきた住民はいずれも若い夫婦でした。娘さん夫婦が海外転勤してしまい、少し寂しい思いをしていたSさん夫婦ですが、娘さんと同世代の若い夫婦たちと庭を共有しながらの生活にとても満足しているようです。

そして、アパートオーナーとなったSさん夫婦のセカンドライフは、当初描いていたプラン以上に充実した暮らしになりました。

多忙な会社勤めのために、新婚旅行のほかには海外旅行など行けなかったSさん夫婦ですが、ようやく世界各地を旅することができるようになりました。また、旅行に出かける前に、英語が苦手なSさん夫婦は英会話教室に通うことも可能になりました。

こうして、徐々に語学力に自信をもちはじめたSさん夫婦にとって、海外旅行がセカンドライフ満喫法のひとつになったのです。

このコラムは、みずほ信託銀行「ライフデスク」様に江里口が執筆したコラムを再編集しました。

 

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